カウンセリングの利点

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子供の頃、砂場でキラキラした石の粒を見つけるたび、なぜかとてもうれしかったものです。地球では、色も性質もさまざまな鉱物が産出されますが、地中の奥深くに広がる鉱脈から掘り出される石の神秘的な輝きは、古来、多くの人々の心をひきつけ、パワーストーン文化といったものを作り上げてきました。パワーストーンとは、単に、鉱物としてめずらしいというのではなく、願いをかなえる力を秘めているとされる石の総称です。雑誌や新聞では、金運や恋愛運の上昇、学力の向上や家の魔よけなどに効果があるとされるパワーストーンの広告を、しばしば見かけます。わたしも、若い頃に、ラブ運アップという目的でそれらしきものを買った記憶がありますが、その結果どうだったか忘れてしまいました。何かを実現させるために、パワーストーンを購入することは、別に悪いこととは思いません。

しかし、今のわたしなら、石の解説から選ぶよりも、実際に見て、自分の直感にうったえかけてくる石を選びます。石は、それぞれが特定の波動をもっているといわれています。恋愛面を担当するパワーストーンの代表は、ローズクォーツですが、ブラジルで採れるものと、マダガスカル島で採れるものでは、透明度や色合いが異なります。わたしの考えですが、握りやすいような大きさになるまで砕かれ、つるつるに磨かれたローズクォーツのタンブルでも、ひとつひとつの性質は微妙に異なるのではないかと思います。

小さな石それぞれに、個性があるように思うのです。部屋に置いたり、常に身につけたりする石とは、いわば友達のような関係になるので、一般的な効能よりも、これが好きだという自分の感覚を頼りに選んだほうが、確実だと思います。自分が本当に必要としているのは、新しい恋人というよりも、かつて恋愛で傷ついた自尊心を回復することかもしれません。潜在意識ではそのことがわかっているので、頭で考えて選ぶパワーストーンではなく、なんとなく心ひかれるパワーストーンに、その力が備わっている可能性が高いのではないかと感じます。わたしの部屋には、たくさんのパワーストーンがありますが、効能で選んだものはあまりなく、ネットのお店の写真を見て、これきれいだな、手元に置きたいなと感じた石がほとんどです。気持ちが落ち込んだり、元気がなかったりする日は、オレンジやイエローのカルサイトに目がいきます。それらは、ただ見るだけでも、心を明るく生き生きとさせてくれます。枕元に置いたり、握って眠ったりすることもあります。光にかざすと虹が見えるクリスタルを見たい日もあれば、暖炉の炎のようなあめ色のカーネリアンをなでてみたい日もあります。いちいち意味を調べなくても、そのとき必要な石は、自分で選ぶことができるのだと思います。きっと実際には、それぞれの石が、一般的に知られている意味以上の、さまざまな効能を備えているに違いありません。